【おすすめ】大学生が始める資産運用まとめ。少額でも可能な資産運用方法と注意点を解説!

本記事では、大学生が少額からでも始められるおすすめの資産運用方法についてまとめました。

大学生はサークル、部活動、旅行など、出費の多いイベントが多々あるかと思います。その中で、もっと効率的にお金を増やしたい、と思うようになることもあるでしょう。

本記事では、私が実際に大学生の時にチャレンジしていた、少額からでも可能な資産運用方法をまとめました。

もし自分にもできそう、というものがあれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

なぜ大学生から資産運用を考えたほうが良いのか

大学生であれば、どうしても普段の生活は「授業を受けて、サークルへ行って、おしまい」になってしまうことも多いかと思います。

しかし、私個人的としては、大学生だからこそ資産運用をするべきだと思っていますし、実際に自分は大学生から始めていて本当に良かったと思っています。

その理由を何点か解説します。

そもそも貯金ではだめなのか

金利の低さ

「資産運用?投資じゃなくて貯金でよいのでは?」と思われている方は多いかと思います。

確かに大学生の親世代であれば、銀行の金利は5~10%ほどあったため、銀行に預けているだけで、他の運用方法を考える必要は必ずしもありませんでした。

しかし今の銀行の金利は0.01%ほど。親世代の数百分の一しかありません。ということは、親の世代のように「ただ貯金をして銀行に預けているだけ」では、若い人たちのお金は増えていかないことになります。

インフレによって、お金の価値は減っていく

さらにまずいのが、もしインフレになった場合です。もし過度なインフレが起きた場合、お金の価値は減っていくので、特にコツコツ貯金しているだけだとその資産価値が目減りします。長期保有によるアドバンテージが減っていってしまうんですね。

一方これがもし投資であれば、そうはなりません。投資は市場の動向に合わせて自分の保有する投資商品の価値が上下するため、もしインフレになった場合には、そのインフレの市場に合わせて投資商品の価値も上昇します。

例えば10000円の貯金をしていた場合と同額の投資をしていた場合では、一年後に貨幣価値が二倍になった場合、貯金していたら10000円の価値は半分になりますが、投資をしていた場合はその10000円が単純計算で2倍の20000円になっているイメージです。

税金対策になる

また、将来的に投資は税金対策にもなります。これは同じ金額の資産であっても、給料で手に入れた場合と投資で手に入れた場合では税率が投資の方が低いため、社会人になって働きだしたときに、手元に残る資産額に圧倒的な差が出てきてしまうということです。

具体的には、1億円の年収と1億円の株の配当があったものとして考えてみましょう。1億円の年収に対しては現在所得税が55%かかりますので、税金が5500万円かかり、手取りとしては結果4500万円しか残りません。一方で同じ額にかかる投資の税率は20%ですので、手元には8000万円も残ります。このように手取り額に大きな差が出てきてしまうので、将来社会人として働く時に、「同じ額を稼ぐなら忙しく働いて所得を得るよりも投資をする方が得になってくる」状況が発生します。

投資のリスク

しかし、投資は市場の動きに保有資産が左右されるため、当然固有のリスクが発生します。

例えば私は、後述するロボアドバイザーのウェルスナビに10万円入金した翌日に、ダウ株価が大きく値下がりしたため、一時的に5000円の損失(「含み損」)を出したことがあります。もっとも、短期的に見ればこのような損失は必ず発生するものであり、長期保有を前提とする場合は積立によりリスクを回避することが可能ですので、若く積み立て投資が可能な期間が長い大学生のうちから投資を始めることができれば30年後には億単位の資産を持つことも十分に可能です。特に投資は複利で増えていくので、早く始めれば始めるほど得をするようにできているんですよね。

このように、投資は一時的に損失が出るリスクがありますので、はじめのうちは余剰資金で行うのが良いでしょう。

 

さて、上記のようなメリット・デメリットを理解したうえで、大学生におすすめの資産運用方法は下記になります。

大学生おすすめ資産運用①投資信託

投資信託とは、投資のプロたちがたくさんの投資家から集めたお金をまとめ、投資・運用を行い、リターンを投資家に分配する金融商品です。

通常投資においては、プロの投資家は一つ一つの株の銘柄に関して、チャートを読んだり、決算を分析したりして、その株を購入すべきか判断しています。

しかし、投資に馴染みがない人にとっては、このような企業分析は非常に骨が折れることでしょう。なにより日本株であれば最低100株からしか購入できませんので、社毎月かなりのまとまった額が給与として支払われている会人と違って、大学生にとっては、個別株の購入はハードルが高いものとなっています。

しかし投資信託は、プロにお金を預けておくことで、プロが自分の代わりに「今後伸びそうな株」複数に投資してくれます。時間もお金も足りない大学生にとってはぴったりの運用方法です。

実際に投資の初心者に最初におすすめされることが多いのが、この投資信託であり、いわば王道の運用方法といえるでしょう。

投資信託をするためには、証券口座を開設しておく必要があります。私は大学生の時からずっと楽天証券を利用していますが、楽天証券は「楽天のサービスを利用するともらえるポイントを投資信託に回せる」点で非常におすすめです!

積立NISAの口座を開設しておこう

楽天証券はじめ、証券口座を開設する際には注意点があります。それは積立NISAの口座を開設すべし、ということです。

積立NISAとは、一言で言うと「その口座を使って積立投資をすれば非課税にしますよ」という口座です。

積立NISAは各金融機関で開設でき、なおかつ開設手数料等もかかりません。なので、まず投資を始める際には積立NISAの口座をとりあえず開設しておき、そこにお金を積立投資していくのが良いと思います。

 

大学生おすすめ資産運用②ロボアドバイザー

ロボアドバイザーと言う名前に馴染みがない方は多いかもしれません。

ロボアドバイザーとは、お金を預けるだけでAIが勝手に資産を投資に回してくれる新しい資産運用の形態です。フィンテックの流れの中で出てきた、新しい投資の形ですね。

ロボアドバイザーの良いところは、お金を預けておけば自動的に分散投資してくれるますので、投資初心者でも簡単にリターンが得られる、という点です。

私含め、大学生で初めて投資をする人にとっては、投資商品は非常に種類が多く(投資信託、個別株、金、不動産など)、どれを選べばよいのかわからないことが多いかと思います。初心者向け資産運用の王道である投資信託も、投資先(日本株・米国株・中国株・債券など)に応じて多々ありますので、それすら選ぶことが大変に感じるかもしれません。

しかし、ロボアドバイザーであれば、お金をロボアドバイザーに預けておくだけで運用してくれるため、自身で商品を選ぶ手間が省け、ポートフォリオを組む必要もありません。

ロボアドバイザーの双璧として知られているのは

  • THEO
  • WealthNavi

であり、私は2018年5月からずっとWealthnaviを使っています。初期投資金額は10万円ですが、THEOに比べてより分散投資を行ってくれるのでリスクを減らすことができています。

しかし、ロボアドバイザーのデメリットとして、手数料の高さがあげられます。通常投資信託を自身で購入する場合には、手数料は積立NISA口座を利用していればかかりません。しかしロボアドバイザーWealthNaviを利用していると1.1%かかってしまい、これは投資信託の相場と比較しても高額です。

ですので、個人的には積立NISAの口座を開設し、証券会社のホームページなどで投資信託のおすすめ銘柄を検索することがおすすめです。

 

楽天カードを作成しよう

また、積立NISAを開設し投資信託商品を購入できるようになった際には、楽天証券の口座を利用している場合には楽天ポイントでの投資が可能となります。

楽天ポイントを効率良くためる意味でも、楽天のカード自体を持っておくのはとてもおすすめです。

 

Webから30分ほどで作成可能ですし、利用額の1%が還元されますので、カードを日常生活で利用するだけで、ポイントがたまります。加えて、楽天経済圏のサービス(通販、楽天銀行、楽天証券、楽天トラベルなど)を利用すると、さらにポイントがたまり、大変お得です。

私はクレジットカードとして一枚MasterCardで持っていて、これをApple Payに同期して普段はスマホ決済で使用してキャッシュレスも実現させています。

年会費も、入会費も全て無料ですので、ぜひ皆さんも利用してみてくださいね。

楽天経済圏とは

楽天が提供する一連のサービス群のことを指します。初めてこの単語を知った時、私もあまりピンとこなかったのですが、いざ楽天カードを試しに作ってみてから、一気にその便利さに気づき、今では日常生活における全ての決済を楽天カードで行い、旅行は楽天トラベル、投資も楽天銀行と楽天証券からポイントを投資するなど、けっこうなヘビーユーザーです。

みなさんもぜひ楽天カードを使って、その便利さとお得さを実感してみてくださいね!

 

貯蓄は資産運用としては最終手段

冒頭で述べたように、現在の経済事情を鑑みると、貯蓄は資産運用の手段としてはあまりおすすめできません。現在、銀行の金利が低すぎることに比して、ATMの時間外利用や他行振込にかかる手数料が高額であるため、一年間のトータルでみると結果的には損をしていることすらあるからです。

しかし、投資も市場の動向によっては損をすることがあります。そのため、投資はあくまでも余剰資金でやるのが一番無難なのですが、最低限の保険としての貯蓄は必須でしょう。

もっとも、その貯蓄も手数料を出来るだけ取られないネット銀行で行うのがいいと思います。私は新生銀行と楽天銀行を生活用・投資用と使途を分けて使い分けています。

おわりに

本記事では、私が大学生の時に行い、効果的だったと感じたおすすめの資産運用方法について、まとめました。

ぜひ参考になるものがあれば、取り入れてみてくださいね!

皆さまの資産運用ライフがよりよいものとなりますように。

 

 

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