最近STO(Security Token Offering/セキュリティ・トークン・オファリング)を調べていて「これは抑えるべきだよね!」と感じたサイトがいくつかありましたので、ご紹介します。
レベルがかなり高く、ビジネスでの活用を前提とした話が多くなりますので、キャッチアップのためにまずこちらの初心者がSTOの概観を3分でつかむ記事とICOやユーティリティトークンといった関連用語との関係性についての記事をご覧ください。
Web上の解説記事
ICOpostによる記事です。金融領域全体を俯瞰して把握することができて良い記事です。
ブロックチェーンエンジニア・花村さんの記事です。セキュリティトークンおよびSTOに関してもERC20ならぬERC1400 などの規格があり、この規格について詳しく解説されています。少しギーク向けですが読み応えあります。
こちらの記事もセキュリティトークンの規格に関する記事です。大学生とは思えぬ完成度の記事で、とても参考になります。
この記事の作成者クリプトマトさん(Twitter:@coin_ettomato)は個人的に日本で一番STOに詳しいと思っているのですが、彼が思考の形跡を残しているスクラップボックスはSTOのビジネス面での知見を深めたい方にオススメです。レベルがめちゃくちゃ高いので暇な人だけでもぜひ。
https://scrapbox.io/STO-Research/
STO規格についてのまとめ記事としてはこれもオススメです。英語ですが、すぐ読めると思います。
https://medium.com/@CoindyOfficial/sto-token-standards-57071e6726bd
技術者の方はGithubの方がわかりやすいかもしれません。
https://github.com/ethereum/EIPs/issues/1400
セキュリティトークン発行プラットフォーム公式HP
上記までのサイトは日本語の解説サイトでしたが、本格的なリサーチのためには一次情報を調べることが必要不可欠です。
Polymath
独自のST20トークンを用いてSTOを実現するためのプラットフォームです。
日本語の質の高い解説記事もありました。
Harbor
世界有数のVCとして知られるa16zが投資しているSTOプラットフォームです。こちらもコンプライアンス遵守のためのプラットフォームを提供しています。
Securitize
日本のGB(グローバル・ブレイン)などのブロックチェーンに強いファンドが出資していることで知られています。
NEUFUND
数ある有価証券の中でも、エクイティ(株式)のトークン化、「エクイティ・トークン・オファリング(Equity Token Offering,ETO)をメインにしているプラットフォームです。
tZERO
米国でトップ10に入るEC会社Overstock(オーバーストック)の子会社で、コンプライアンスを遵守したSTO取引所の設立を目指しています。