ITパスポートに1週間で合格する方法をまとめてみた

今日な私が1週間でITパスポートに受かるために知恵と知恵と知恵を絞りまくった話をしたいと思います。

あくまでも「受かる」ためのテクニックを考えてみた話であり、「満点をとって合格しよう」「知識をしっかり身に付けて基本情報技術者試験につなげよう」という明確なビジョンがある人には少し物足りないかもしれませんが、

  • 試験まで1週間を切っているが、何から学習していいかわからない
  • 試験日はまだ先だが、何から学習すればいいのかわからない
  • 試験を受けるかどうか迷っているけど、どんな試験なのか知りたい

という方々の参考になれば嬉しいです。

まず、私は以下のようなフローで勉強していたので、この順に沿って書きたいと思います。

  • 試験を知る
  • 易しい参考書を眺める
  • 過去問を解く

試験を知る

ITパスポート(通称「iパス」)の説明をしますと、これは情報処理推進機構(IPA)が主催している試験で、合格すれば「ITに関する基礎知識があって、日常生活においても十分なITリテラシーを持っていると判断される」レベルの資格です。

IPAの公式サイトより)

ですので、もしIT系の会社に就職することになった学生や、ITの基礎知識が必要になる業務に従事することになったものの、何から学習すべきかわからないという会社員の方にとっては体系的にITのベースとなるナレッジを習得できるので有用な試験かと思います。

 

情報セキュリティマネジメント試験も1週間で受かる!
ちなみによりセキュリティに特化した試験として「情報セキュリティマネジメント試験」もありますが、こちらも1週間あれば合格することが可能です。こちらの記事からどうぞ。

関連記事:

情報セキュリティマネジメント試験(セマネ)に1週間で受かる方法についてまとめた

出題分野としては

  • ストラテジー
  • マネジメント
  • テクノロジ

の3分野に分かれていて、合計100問の選択式です。合格点は6割ですが、それぞれに足切りがあり、分野別で3割を切る科目があるとその地点で不合格になります。

易しい参考書を眺める

この3分野に関して受かることだけを考えた場合、分厚い参考書や細かい知識は覚える必要はありません。ほぼ毎回出ているような頻出の問題だけを網羅するだけで十分です。

というのも、足切りの3割はおそらくどんなに苦手な人でも常識の範囲内で解答すればなんとか食らいついて超えられるはずだし、満遍なく知識を攫ってからなんとなく取っつきやすい単元をひたすら得点源にすることで合格点が取れると思ったからです。

ちなみに私が使ってた参考書はこちら。

「ITなんか難しそう」とよくわからないまま偏見を感じていた私のような凡人にもわかるように、IT用語を使わずに馴染みがあるように解説してくれている読者フレンドリーな本です。なのに一通り読んで過去問を解いたら6割は普通に超えるくらいには充実した内容なので、試験に合格するための知識は一通り揃えられる良書です。

私はこの本を4日くらいかけて通読しました。丸暗記しなくても合格点は超えられる(はず)と信じて、「頑張って覚える。でも覚えられなかったらどんまい」くらいのスタンスでつらつら眺めながら、その際には練習問題も解きました。

 

この本には単元ごとに末尾に「練習問題」がついています。ここには頻出の問題が揃っているので、少し面倒かもしれませんが読むたびに目を通しておけば、過去問を解いた時に「あっ!これ見たことある!」という感覚が増えてより効率的な学習に繋がります。

過去問を解く

通読が終わったら私はいきなり過去問を解きました。参考書を挟んだりしなくてもいきなり過去問で十分だと思います。これは過去問を見てもらえば分かるのですが、毎年同じような問題が焼き直しで出題されているだけ(一言一句同じ問題が出題される場合もある)なので、いわば過去問の「暗記ゲー」的側面があるためです。実際に私は予想問題などを使用せず、過去問を3回分解いただけでしたが、それでも合格することができました。

どの過去問を使うかは意見が分かれると思いますが、私は参考書と同じシリーズの過去問を選びました。

こちらは3年分の解説が丁寧に載っており、間違えやすいポイントに関しても充実した解説がされているので、私は2日かけて3年分を解いて、残り1日で一夜漬けで間違えた問題だけ丸暗記しました。

後は公式ホームページからも過去問と解答をDLできるので、解説はありませんが解き足りない人はDLして解いてみると良いでしょう。

試験当日とその後…

試験は全国各地のテストセンターで受けられます。私は御茶ノ水のテストセンターで受けました。過去問とほぼ変わらない問題が出るので、過去問で「なんか見たことあるな〜」みたいな選択肢をぽちぽちして終了。時間は普通に余りました。周りの人も途中退出していたので、時間の心配はいらないと思います。

結果はその場でパソコンの画面に表示されます。私は約7割の正答率でギリギリ滑り込み。本当に滑り込みでの合格になりました。

※結果はその場で出ますが、賞状が届くのは約1ヶ月後で、すっかり忘れた頃にIPAからのお届けものが来る感じです。

という訳で、1週間でも出るところだけ対策すればIパスは通るよというお話でした。社会人にとっては最低限のITリテラシーを身に付けることができるし、学生にとっては普通に就活に有利になるので、みなさんもぜひ受けてみてはどうでしょうか?

勉強には先にお話したこの本がおすすめです。他のITパスポートの参考書が1500円〜2000円するのに対し、この本は約1000円と超良心的なお値段なのも魅力。

 

 

 

 

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