本記事では、Shiden Network上にローンチされたNFTマーケットプレイスであるtofu NFTを利用してNFTアートを発行する方法をご紹介します。
Shidenとは?
Shiden Networkは日本の渡辺創太(Twitter:@SotaWatanabe)氏がFounderとなって設立したStake Technologiesが開発する、Polkadotコミュニティ内で様々なDappsのハブとなることを目指しているプロジェクトです。2018年よりPolkadotにベットしており、Polkadotコミュニティの最古参として知られています。
同社が開発する兄弟プロジェクトにAstar Networkがあり、Astar NetworkはPolkadotに、Shiden NetworkはPolkadotの実験的なネットワークであるKusama Networkに接続されています。
2021年12月現在、KrakenやGate.ioといった海外取引所に上場しており、時価総額は$ 84.77M(約96億円)となっています。
ちょっと難しい…という方は、「日本発で、世界と戦っているのDappsのハブを目指すプロジェクト」ということを覚えていただければ、と思います。
tofu NFTとは?
日本発のウォレットを開発するCoinjinjaが公開したNFTマーケットプレイスの一つです。
日本では2021年11月24日に日本版が公開されましたが、その前身となる海外版はBSC上で公開され、運営開始から3か月で月間取扱高10億円を超え、BSC上で出来高が最も多いNFTマーケットプレイスとなりました。
ユーザーフレンドリーなデザインと、Coinjinjaで培われたローンチパッド含む多彩な機能で、公開直後から多くの取引がされている、注目のNFTマーケットプレイスです。
2021年12月15日、このtofuNFTがShiden Network上でも稼働開始しました。そのリリースを記念して、tofuNFT含む様々なプロジェクトがエアドロップキャンペーンを実施しています。詳細はCoinjinjaさんのプレスをご覧ください。
エアドロップ要件の中には、自分でNFTを販売すること、NFTのオークションに勝つこと、他人のオーディションへ入札することが含まれていますが、本記事では、自分でNFTを販売する方法に関してまとめてみました。
大きくフローは下記のようになっています。
- ChocofactoryでオリジナルNFTを発行する
- tofuNFTに出品する
1.ChocofactoryでオリジナルNFTを発行する
Shidenネットワーク上でNFTを発行する際には、Chocofactoryというサービスが便利ですので、これを使っていきます。
まず、Chocofactoryにアクセスします。
ウォレットに接続するよう案内が出るので、Shiden Networkに接続している自分のウォレットを接続しましょう。
NetworkにはShidenを選択し、Name,Symbolはとりあえず任意のものでよいでしょう。
ここではいったんtestと入力しておきました。
Saveすると、NFT作成画面に映ります。
画面真ん中のNewをクリックしましょう。
さっそくNFTの作成に入ります。
今回はマイファミリーのワンちゃんを公開してみます。
Nameに作品名、Descriptionに作品の説明を入れ、画像もしくはアニメーションを挿入し、最後にSaveを押せば完了です!
とても簡単にNFTを作成することができます。
作成後、メニュー画面に作成したNFTが一覧で表示されるようになります。
ただ、このままではtofuNFTに出品できませんので、DeployとMintをしていきましょう。
まず、画面右上のDeployボタンをクリックし、ネットワークにデプロイしてください。
署名し、デプロイが完了したら、画面中央のMintボタンがアクティベートされますので、Mintボタンをクリックし、作成したNFTをMintしてください。
これにてShiden Network上でのNFT作成は完了です!
早速tofuNFTに出品していきましょう。
2.tofuNFTに出品する
まず、こちらのtofuNFT公式サイトにアクセスして、Shiden Networkに接続している自身のウォレットを接続します。
接続後、画面右上の人型マークが自身のアカウントイメージに代わります。
そのままアイコンをクリックし、Settingから自身のアドレスをVerifyしてください。
Verifyには手数料として少額のSDNがかかります。
そのままSettingからプロフィールから写真やTwitterアカウントをアップロードして、自分だけのNFTギャラリーにしてもいいですね!
続けてMy NFTs画面に遷移してください。
先ほどchocofactoryで作成したNFTが表示されているかと思いますので、該当するNFTをクリックしてください。NFTの詳細画面に遷移します。
tofuNFTではほかのNFTマーケットプレイス同様、販売方法として固定金額での販売とオークションのいずれかを選択することができます。
自分が好きなほうを選択しましょう。
ここでは仮に固定金額で販売することとして、画面中央の「Fixed Price」ボタンをクリックしてみます。
価格を入力し、Start listingを押せば、準備はほぼ完了です!
なお、tofuNFTでは出品自体には手数料がかからず、販売に成功した際に手数料として2.5%が徴収される仕組みです。
出品時には少額のShidenのみをトランザクションフィーとして支払えばよいため、気軽に出品できますね。
最後にApprove NFT、Confirm listingで二段階の署名を実施すれば、出品完了です!
出品が完了すると、下記のようにNFTに価格が表示されるようになります。
これでかわいいファミリーを世界中におひろめすることができました!
ここまで、Shiden Network上のtofuNFTでNFTを発行する方法に関してまとめてみました。
本記事で出品したNFTを張り付けておきますので、もしよければ
こちらから実際のtofuNFTでの出品画面も覗いてみてくださいね!